公的支援の継続と活性化計画の作成を求める
6,377筆の署名を対策協議会に提出
合計で16,553人分に

2006年5月11日
茨城新聞
鹿島鉄道存続求め署名簿 「応援団」生徒ら 石岡市長に
 廃線届を国土交通省に提出した鹿島鉄道(石岡−鉾田)の存続を求め、「かしてつ応援団」(団長・鬼沢友里小川高校生徒会長)と市民団体の「かしてつブルーバンドプロジェクト実行委員会」(菅原太郎委員長)は十一日、石岡市役所を訪れ、鹿島鉄道対策協議会長の横田凱夫市長に五千四百六十二人分の署名簿と鉄道再生計画づくりの意見書を提出した。
 同応援団とプロジェクト委は、鹿島鉄道への公的支援の存続を求め昨年十一月から一万個作製したブルーバンドの配布や販売、署名活動を展開。署名集めは同応援団の高校生らがJR石岡駅など三十五カ所で実施。既に昨年暮れには第一次分として一万百七十六人分の署名簿を提出しており、沿線住民の署名は今回と合わせて一万六千五百五十三人分が集まった。
 この日は、応援団の小川高や石岡二高の生徒、プロジェクト委の菅原委員長ら十一人が訪問し、鬼沢団長が横田市長に署名簿を提出した。生徒たちの「よろしくお願いします」とのあいさつを受けて、横田市長は「皆さんの運動には感謝しています。非常に厳しい状況にあるが早速、対策協議会に報告して今後の協議に生かしたい」と話した。
 また、菅原委員長は「石岡の顔である鹿島鉄道が無くなるのはつらい。ぜひとも存続させたい」と述べ、横田市長に四項目にわたり再生計画づくりを示した意見書を提出した。
朝日新聞

鹿島鉄道 存続求め意見書・署名

2006年05月12日

 廃止届けが提出された鹿島鉄道をめぐり、支援活動を続けている「かしてつ応援団」(団長・鬼沢友里県立小川高校生徒会長)と「かしてつブルーバンドプロジェクト(BBP)実行委員会」(菅原太郎委員長)が11日、存続を求める署名と意見書を同鉄道対策協議会(会長・横田凱夫石岡市長)に提出した。
 同応援団は、1万人以上の署名を提出した12月に続き、今回は6377人分を提出した。
 また、BBP実行委が2年間の公的支援継続と、独自の再生計画案などを盛り込んだ意見書を提出した。
 横田会長は「鉄道の乗客が減るなど厳しい状況で、何も約束できる状態ではない。みなさんの気持ちは、明日(12日)の対策協議会総会で報告します」と話した。
毎日新聞
鹿島鉄道廃線問題:高校生ら、署名と陳情 「公的支援と再生計画策定を」 /茨城

 ◇かしてつ応援団「公的支援と再生計画策定を」−−石岡市役所訪れ

 鹿島鉄道(石岡−鉾田、27・2キロ)が07年3月での廃線を表明した問題で、沿線の高校生らで構成する「かしてつ応援団」の生徒らが11日、石岡市役所を訪れ、横田凱夫市長に同鉄道への公的支援継続や活性化・再生計画策定を求める陳情書と署名を提出した。横田市長は、県と沿線自治体で構成する鹿島鉄道対策協議会の会長を務めており、陳情と署名は、12日に同市内で開かれる同協議会総会で横田市長から報告される。

 署名を提出したのは、県立小川高校など3校の生徒ら12人。集まった署名は6377人分で、昨年12月に同応援団が同協議会に提出した分と合わせて計1万6553人分となった。同校生徒会長で同応援団長の鬼沢友里さん(3年)から署名を受け取った横田市長は「非常に厳しい状況だが、みなさんの運動を真摯(しんし)に受け止め、感謝します」と応じた。同応援団などが署名と共に提出した陳情書は、同鉄道活性化のための計画策定などを求めている。

 廃線をめぐっては、鹿島鉄道から廃止届を受理した国土交通省関東運輸局が31日、同市内で意見聴取会を開き、県や周辺自治体など利害関係者の意見陳述を行う。同応援団も参加する予定。【清野崇宏】

毎日新聞 2006年5月12日

常陽新聞
●鹿島鉄道存続求め署名、意見書を提出
横田凱夫会長に署名を提出する「かしてつ応援団」の高校生たち
来年四月一日での廃線準備に入った鹿島鉄道(石岡―鉾田、27.2`)の存続運動を続ける「かしてつ応援団」(鹿島鉄道沿線中高生徒会連絡会)は十一日、昨年十二月に続き、鉄道存続を求める署名六千三百五十七人分を鹿島鉄道対策協議会会長の横田凱夫石岡市長に提出した。

これで提出署名は一万六千人を超えた。同日、かしてつブルーバンド実行委員会(菅原太郎委員長)も同協議会に対し、存続への再生計画策定と、公的支援の二年延長などを求める意見書を提出した。小美玉市長が決まったのを受けて、十二日に今年度総会が開かれるのに合わせ、そろっての要請を行った。

署名活動は昨年十月から公的支援の延長と利用増に向けた活性化計画策定を求めてスタート。十二月には一万人を超える署名を提出した。

その後、ブルーバンドプロジェクトを立ち上げ、署名活動とともにブルーのリストバンドを百円で販売しながら、募金と再生支援のための資金作りに取り組んできた。一万個準備したブルーバンドはほぼ底をつき約五十万円集まり、昨秋以降の募金も二百五十万円を超えた。同実行委で現在、これら資金の活用について、鉄道存続にいかに有効活用するか協議を進めている。

菅原委員長は「現在通学に利用する高校生は存続を前提に高校を選択しており、現一年生が卒業する〇八年度末まで公的支援による存続が必要」と訴え、代替バスの運行試算なども含めた費用対効果の分析や再生計画に基づく事業主体の検討なども再生計画策定作業の中で調査するよう求めた。

横田会長は「署名、意見書とも十二日の総会で伝える。利用減少に歯止めが掛からない現状は、存続には非常に厳しい状況だが精いっぱい努力したい」と述べた。

東京新聞

鹿島鉄道存続へ提言

市民グループ石岡市に意見書

 来年三月末での鉄道事業廃止届が提出された鹿島鉄道(石岡−鉾田)を存続させるため、沿線の市民グループが十一日、石岡市役所で、新会社の設立による鉄道再生を求める意見書を横田凱夫市長に提出した。

 存続支援活動に取り組む市民団体が集まり、三月にイベントを開催した「かしてつブルーバンドプロジェクト実行委員会」がまとめた。

 意見書では、本年度で終了する公的支援の二年間継続を要望。来年三月までに再生計画を作り、一年目を計画の周知と準備にあて、二年目に新たな事業主体を設立し、二〇〇九年四月の移行を提案している。

 新会社については触れていないが、沿線住民や民間企業の出資も含めた設立を希望しているという。菅原太郎委員長は「ぜひ検討してほしい」と訴えた。

 また、沿線の中高生徒会でつくる「かしてつ応援団」は同日、昨年十二月の署名提出後に集めた公的支援の継続を求める六千三百七十七人分の署名を提出した。

 横田市長は「皆さんの存続に対する支援に感謝します。大変厳しい状況だが、対策協議会での存続に向けた協議に生かしたい」と話し、十二日の同協議会総会で報告することを約束した。 (小沢伸介)