2009年6月1日 茨城新聞
高校生ら活動方針探る かしてつバス応援団総会 石岡 「割引券を」の声も 旧鹿島鉄道の代替バス利用促進を図る沿線高校の「かしてつバス応援団」の総会が5月29日、石岡市の県立石岡商業高で開かれ、今後の活動を話し合った。 参加したのは同校をはじめ鉾田一、玉造工、石岡一、石岡二、小川高校の生徒会役員と顧問の教師ら約30人。バス利用を増やす対策として、「割引券を出してほしい」「かしてつバスの応援歌を作ろう」「バス停の案内板を分かりやすく」「便数を増やしてほしい」などの意見が出た。事務局でまとめ、今後の活動方針に取り入れる。 石岡、小美玉両市と県が進めている、線路跡をバス専用道に整備するBRT(バス高速輸送システム)について、石岡市の宮本秀男企画課長が説明。同課長は中心市街地の再生プランも紹介しながら、「バス利用を増やすには中心市街地に魅力がほしい。そうでないと沿線地域から人が集まらない」などと語った。 同応援団は一昨年7月に発足。代替バス利用促進活動のための街頭募金、応援団キャラクター「かしてつバスくん」シール作製、「ギャラリーバス」で幼稚園児らの作品展などを行っている。 【写真説明】 バス利用促進について話し合う高校生=石岡商高 |